ケロイド
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ケロイドとは
ケロイドというと、やけどや放射線障害の後遺症というイメージを持たれる方が多いと思います。ケロイドとは、すり傷や切り傷、やけどなどが治っていく過程で、皮膚が引っ張られたり、アレルギー反応が起こった場合にできる、傷跡が赤くミミズ腫れになる状態をいいます。
ケロイド種類
ケロイドには2種類あり、ひとつは、真性ケロイド。もうひとつは肥厚性瘢痕です。
真性ケロイド
ミミズ腫れのような皮膚の炎症のことです。傷を治そうとする繊維組織が異常に増えてしまうことが原因です。しかし、なぜそのような状態が起こるのかまだ分かっていません。真性ケロイドの特徴は、半年〜数年経っているのに、症状が治らない、または広がっていくことです。また、かゆみや痛みがあり、胸骨部、肩、上背部、上腕の外側、恥骨部のいずれかにできていることが多いです。
肥厚性瘢痕
肥厚性瘢痕は、真性ケロイドとは違い、半年〜数年で改善される、若しくは自然治癒します。周囲の健康な皮膚には広がらないのも特徴です。
治療方法
真性ケロイドの治療法にはいくつか方法があり、下記のようなものがあります。
- 手術で切除する
- ステロイド剤の注射または、ステロイド含有テープや軟膏治療
- レーザー治療:事故などでできた傷跡も、FXレーザーや外用剤によってさらに目立たなくします。
- 内服療法
これらの中から複数の治療法が同時に行なわれるケースが多く見られます。しかし、高い効果がある一方、副作用もリスクも伴うので、理解しておくことが大切です。例えば、ステロイド剤は皮膚が薄くなり、感染症にかかりやすくなります。
また、手術をしても、傷跡に新たなケロイドができる可能性もあります。真性ケロイドの治療は、必ず完治するとは言えない状況にありますが、新しい薬が開発され、より効果的な治療法が研究されています。
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(形成外科)
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